2024年報酬改正 成果主義重視

令和6年(2024年)の障害福祉サービスの報酬改正に関してですが、A型事業所においては成果主義を重視した報酬体系にすることが方針が決まったようです。

 

現在は、5つの指標を元に報酬単価が決まっているのですが、その中での生産活動を重視した報酬体系になっていくようです。今までも生産活動の収益が利用者の賃金を上回るようにということはA型事業所の指定基準として定められていましたが、多くの事業所が達成できていないため、そうした事業所は報酬単価を下げられる可能性があります。

 

今までも生産活動収益を上げることは求められてきているわけですから、当然といえば当然のことだと思います。しかしながら多くの障害者を抱えながら、賃金以上の収益を出すことは簡単ではないため、そのあたりの配慮があるのかどうか今後の動向を見ていきたいと思います。

 

どちらにしても今後はかなり成果主義の方向性が強まることは間違いありませんので、自助努力を行っていくことが重要かと思います。