小さく分けて考える

本日は、菅原健一さんの「小さく分けて考える」という本を読みました。著者の菅原さんは特に学歴もそれほど高くないのですが、100億円規模の事業を作りあげたこともあり、大きな成果を出されているので、興味を持ちまして、本を購入しました。

 

本にも書いてありましたが、ただやみくもに頑張ることはとても非効率であるということです。自社においてもいろいろなことに挑戦はしていつつもあまり結果が出ないことも多いですから、ぜひ本の内容を参考にして結果に結びつく方法を確立したいと思いました。

 

本のなかで一貫して述べられているのは、大きな課題を小さく分けるということです。大きな塊を分けて、一つの塊を小さく分けるということが重要だとのこと。

それは当たり前のことだと言われると思いますが、案外悩んでいる内容はぼんやりとしていて漠然としていることが多いかと思います。

 

大きな問題を小さく分けて考えることで問題の中から本当に解くべき課題を見つけ、無駄なことをせずに結果を出すことができるようになるかと思います。

 

 

課題細分化のプロセスは下記のようなやり方があります。

 

1、大きな課題を特定する

課題細分化の最初のステップは、大きな問題を特定することです。この問題はどの領域で発生しているのか、どのような影響を与えているのか明確にすることです。このステップは問題解決の基礎となります。

 

2、大きな問題を小さな問題に分割する

次に大きな問題を小さな問題に分割します。このステップでは大きな問題を解決するために必要なタスクを担当する人やチームに割り当てられます。

 

3、小さな問題をさらに細分化する

小さな問題をさらに細分化し、具体的なアクションプランを策定します。このステップでは、各タスクを担当する人が何をすべきか、いつ行うか、どのようなリソースを必要とするかを明確にします。

 

4、タスクを実行する

最後にタスクを実行します。

 

私自身も漠然とした不安や問題を感じることは多々あるのですが、やはりそうした問題などに対してしっかりと細分化して課題を着手しやすいようにすることが重要かと思いました。